ただいま。

2022年 12月8日
父をお見送りいたしました
雨男だった父でしたが、雲ひとつない晴天に恵まれました。
葬儀を終えて、夕方、部屋に入る陽射しがとてもきれいで
今日は夕焼けがきれいかもね
と、何気なく言った言葉に
気分転換に写真でも撮ってくれば?
と返されて、その気になって出かけてみました。

あいにく海上には暑い雲があって
海に沈む夕陽は望めませんでしたが
夕焼け色に染まった雲が、とてもドラマチックでした。

そろそろ帰ろう と、踵を返すと
そこには昇りたての赤いお月さまが。
そう言えば今日は満月でしたね。
コールドムーンと呼ぶほどには、寒くはなかったです。

車に戻ると、目の前の河口で
白い鳥さんたちが集っておりました。
寝支度でしょうか?
わたしはずっと、いつか両親との別れの時が来たら
母との別れの方がつらいだろうと思っていたのですが
実際は、父との別れの方がずっとつらいです。
お骨になって戻って来て、少しは落ち着いたというか
あきらめが付きはじめたというか
受け入れる気持ちになったというか・・・
どれも微妙に違うような気がいたしますが
そのような気持ちがしております。
父と3日間の通夜を過ごしました。
思い出話や、いろいろ語りかけておりましたが
最後はただ
ありがとう
の言葉しか出なくなってしまいました。
おとうちゃん、ありがとう
ゆっくり休んでください
わたしも少しずつ日常に戻りますね
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